谷町線天王寺ー八尾南間開業用として、余剰となった元御堂筋線用の中間車に増結する形で1979年7月に3両が竣工。 30系と新30系の混結編成であったが、冷房化・大規模更新の際に組成車両を新30系で統一するため、編成中の3600・3700・3400形を廃車し、空いた3両分には1977年2月に御堂筋線所属の4連を谷町線へ転用する際に中間車の増結のため竣工した3398号車を電装解除・簡易運転台の移設を行い3699に改番。残った3700形と3400形については、3099・3399・3599号車と同様に谷町線天王寺ー八尾南間開業用として1981年3月に竣工した3095編成のうちの3095・3395号車を活用し、3395号車については電装解除と簡易運転台を撤去したうえで3799に改番。3095号車については廃車となった相方の3595号車の妻側客室鋼体を活用した上で中間車化改造して3499に改番して連結し、1995年3月に出場した。なお、貫通扉下部の出っ張りについては塗装されており、非冷房時代のまま維持されている。 2008年5月に最後の全般検査から出場。それと同時に貫通扉を再塗装したのか、セミステンレス車の中では最も見栄えがよく、車番の末尾が「99」で、インパクトがある編成ではあったのだが、検査期限の問題で2011年12月に30000系第7編成の導入によって置き換えられることとなり、2011年12月末を最後に営業運転を終了し、年明けの1月7日、森之宮検車場へ廃車回送。翌8日付で除籍され、解体工場へと搬出された。 |
特徴(3699号車のみ) ・ブレーキ不緩解灯取付用の切れ込みあり |
車歴 竣工:1977.2.8(3699) 1979.7.24(3099・3399・3599) 1981.3.11(3799・3499) 製造:アルナ工機(全車) 組成変更歴:あり(以下の通り記載) 1979.7.24〜1994.8.28 不足する車両を新造、竣工した際の編成(下線部は元御堂筋線用の3003編成中間車) (八尾南側から3099-3399-3699-3799-3499-3599) 1994.8.29 冷房化の際に組成車両を新30系で統一するため、対象から外れた3699・3799・3499(初代)を廃車 1995.3.31〜 編成全車を新30系で統一(3398→新3699・3395→新3799・3095→新3499) (八尾南側から3099-3399-3699-3799-3499-3599) 冷房化・大規模更新:1995.3.31(全車) 連結面間転落防止装置設置:2001.12.18 最終全検出場:2008.5 最終運用:2011.12.28or29 廃車:2012.1.8 |