谷町線都島ー守口間開業用として、1976年7月に全車が竣工。
製造メーカーは近畿車輛で、組成変更歴はない。冷房化・大規模更新を1992年に初めて施工されたが、改造当時は側面の帯が旧デザインのままで、屋根上のダクトカバーの形状も異なっていたが、のちに他の車両と同様の帯とダクトカバーに変更された。なお、貫通扉下部の出っ張りについては冷房化と同時に塗装された。
座席が2007年の検査で全て張り替えられ、優先座席も青色のものに張り替えられた。2011年7月5日に30系として最後の全般検査を終えて出場し、それと同時に細部の美化整備を行い、見栄えが向上。2012年秋ごろに谷町線車両に施工された車内の抗菌・抗ウイルス処理の施工対象にも入り、8月下旬からはさよならヘッドマークが掲出されて3049編成とともに運用されてきたが、10月6日のラストランで使用する準備の関係で9月27日を最後に営業運転を終え、29日にラストラン仕様の車内装飾および美化整備を行った後はしばらく大日検車場で留置された。
そして、10月6日のラストランで使用された後はそのまま森之宮検車場に取り込まれ、以降は二度と本線走行することなく、翌7日付けで除籍されたのち、解体工場へと搬出された。
特徴
・ブレーキ不緩解灯付き(全車共通)
・前面貫通扉下部の出っ張りが着色されている
車歴
竣工:1976.7.18(全車)
製造:近畿車輛(全車)
組成変更歴:なし
冷房化・大規模更新:1992.6.2
連結面間転落防止装置設置:2001.6.28
青色優先席対応化:2007年全検時施工
抗菌・抗ウイルス処理:施工済
最終全検出場:2011.7.5
美化整備「1」:2011.7.5(全検時施工)
最終運用:2013.9.27
廃車:2013.10.7

さよなら運転関連
さよならヘッドマーク掲出前の最終運用:2013.8.22
さよならヘッドマーク「1」掲出後の運用期間:2013.8.28〜9.6
さよならヘッドマーク「2」掲出後の運用期間:2013.9.9〜9.27
美化整備「2」+ラストラン装飾:2013.9.29(施工:大日検車場。美化整備は幕ガラス洗浄のみ)
10/6に臨時列車「さよなら30系」に充当。森之宮検車場ー大阪港間走行後、直接森之宮検車場取り込み

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