谷町線都島ー守口間開業用として、3044編成・3047編成と同時に1976年5月に全車が竣工。
製造メーカーは川崎重工で、組成変更歴はない。冷房化・大規模更新は1994年に受けた。なお、貫通扉下部の出っ張りについては無塗装で非冷房時代のまま維持されており、一時期は3549号車の貫通扉が2色で異彩を放っていた。
座席が2007年の検査で全て張り替えられ、優先座席も青色のものに張り替えられた。2011年3月9日に最後の全般検査を終えて出場したと同時に細部の美化整備を行い、見栄えが向上。それと同時に、それまでは2色だった3549号車の貫通扉の塗装は他の編成と同様に単色に変更された。その後は2012年秋ごろに谷町線車両に施工された車内の抗菌・抗ウイルス処理の施工対象にも入っている。
同じく抗菌・抗ウイルス処理の施工対象となった3045編成とともに、さよならヘッドマークを掲げて最後の活躍をみせ、3045編成がラストラン装飾整備のため9月27日をもって営業運転を終了して以降も唯一営業運転に就くことができる状態で残存していたが、本来なら29日の固定運用への充当を最後に営業運転を終える予定だったものの、22系が3編成離脱して車両不足に陥った段階で営業運転ができる状態で残存していたことが幸いし、30日に急遽復活。短期間ながらもピンチヒッターとして活躍したが、車両不足が解消されたことで、10月4日を最後に営業運転を終了した。
その後は12日に森之宮検車場へ廃車回送され、13日に除籍。解体工場へと搬出された。
特徴
・ブレーキ不緩解灯付き(全車共通)
・車体がアルミ車としては全体的に汚れている(本編成と3047編成を除く他のアルミ車は白っぽい)
車歴
竣工:1976.5.27(全車)
製造:川崎重工(全車)
組成変更歴:なし
冷房化・大規模更新:1994.6.12
連結面間転落防止装置設置:2001.8.7
青色優先席対応化:2007年(全検時施工)
抗菌・抗ウイルス処理:施工済
最終全検出場:2011.3.9
美化整備「1」:2011.3.9(施工:森之宮検車場。全検時施工)
最終運用:2013.10.4
廃車:2013.10.13

さよなら運転関連
さよなら装飾前の最終運用:2013.8.23
さよならヘッドマーク「1」掲出後の運用期間:2013.8.25〜9.6
さよならヘッドマーク「2」掲出後の運用期間:2013.9.8〜10.4
「30系谷町急行」仕様の車内装飾+美化整備「2」:2013.9.13(施工:大日検車場。幕ガラス洗浄のみ)
9/14に臨時列車「30系谷町急行」に充当。終了後、車内装飾を解除

トップページへ