四つ橋線車両を30系に統一するため、1975年12月に5両が竣工。
冷房化・大規模更新は5両が四つ橋線時代の1994年に受けたが、1996年秋に四つ橋線車両を23系に統一する際、1980年1月に御堂筋線所属の4連を四つ橋線へ転用する際に中間車の増結のため新造されたものの、組んでいた編成が運用を離脱し、休車となっていた3366号車に電装解除と簡易運転台の移設を行い、さらに編成全車にブレーキ不緩解灯が設置されていたためブレーキ不緩解灯も設置して新たな3661に改番し、冷房化・大規模更新を施したうえで増結。四つ橋線車両と谷町線車両の電動発電機搭載形式の違いからそれまでの3661を3761に改番し、同時に簡易運転台を撤去したうえで、12月に谷町線へ転用された。貫通扉下部の出っ張りについては塗装されており、非冷房時代のままである。
3059編成・3060編成と同様に元四つ橋線在籍車統一編成であったが、先の2編成に1973年製の量産先行車が組み込まれていたものの、本編成に関しては昭和50年代製の車両で統一されており、ブレーキ不緩解灯がついていること以外はこれといった特徴もなかった。
2007年10月に最後の全般検査を出場。2010年3月に3060編成が除籍された後は最後まで残った元四つ橋線在籍車統一編成であったが、30000系第3編成の導入に伴い2010年6月9日を最後に営業運転を終了し、11日、森之宮検車場へ廃車回送。翌12日付で除籍され、解体工場へと搬出された。
特徴
・ブレーキ不緩解灯付き(全車共通)
車歴
竣工:1973.10.16(3060) 1975.11.6(3360・3760・3460・3560) 1980.1.23(3660)
製造:アルナ工機(全車)

組成変更歴:あり(以下の通り記載)
1975.12.17〜1996.12.17 四つ橋線在籍時の編成
(西梅田側から3061-3361+3661-3461-3561)
1996.12.18〜 谷町線転用に伴う増結(3366→新3661)と電動発電機搭載車両の相違に伴う改番(旧3661→3761)
(八尾南側から3061-3361+3661-3761-3461-3561)

冷房化・大規模更新:1994.2.17(3061・3361・3761・3461・3561) 1996.12.18(3661)
転用:1996.10.30(四つ橋線→谷町線)
連結面間転落防止装置設置:2001.9.8
最終全検出場:2007.10.17
最終運用:2010.6.9
廃車:2010.6.12

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