谷町線天王寺ー八尾南間開業用として、余剰となった元御堂筋線用の中間車に増結する形で1979年8月に3両が竣工。
30系と新30系の混結編成であったが、冷房化・大規模更新の際に組成車両を新30系で統一するため、編成中の3600・3700・3400形を廃車し、空いた3両分には1977年2月に御堂筋線所属の4連を谷町線へ転用する際に中間車の増結のため竣工した3698号車を3692に改番。3700形と3400形については、3092・3392・3592号車と同様に谷町線天王寺ー八尾南間開業用として1981年3月に竣工した3094編成のうちの3094・3394号車を活用し、3394号車については電装解除と簡易運転台を撤去したうえで3792に改番。3094号車については廃車となった相方の3594号車の妻側客室鋼体を活用した上で中間車化改造して3492に改番して連結し、1995年9月に出場した。なお、貫通扉下部の出っ張りについては塗装されており、非冷房時代のまま維持されている。
2009年1月に最後の全般検査から出場。番号が若いセミステンレス車から置き換えていた段階で、2011年9月の30000系第5編成の導入によって置き換えられることとなり、2011年9月21日を最後に営業運転を終了し、23日に森之宮検車場へ廃車回送。翌24日付で除籍され、解体工場へと搬出された。
特徴(3692号車のみ)
・ブレーキ不緩解灯取付用の切れ込みあり
車歴
竣工:1977.2.8(3692) 1979.8.23(3092・3392・3592) 1981.3.27(3792・3492
製造:アルナ工機(全車)

組成変更歴:あり(以下の通り記載)
1979.8.23〜1995.3.8 不足する車両を新造、竣工した際の編成(下線部は元御堂筋線用の3004編成中間車)
(八尾南側から3092-3392-3692-3792-3492-3592)
1995.3.9 冷房化の際に組成車両を新30系で統一するため、対象から外れた3692・3792・3492(初代)を廃車
1995.9.7〜 編成全車を新30系で統一(3698→新3692・3394→新3792・3094→新3492)
(八尾南側から3092-3392-3692-3792-3492-3592)

冷房化・大規模更新:1995.9.7(全車)
連結面間転落防止装置設置:2001.11.6
最終全検出場:2009.1
最終運用:2011.9.21
廃車:2011.9.24

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